お葬式の思い出 | 今までに経験した葬儀を思い出し、考えた事をお伝えしています。

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家族葬のお話

最近は家族葬や火葬式という言葉も一般的になり、葬儀の一形態として認知されつつあるようですが、今から10年ほど前、知人Aさんが家族葬的な小さなお葬式を経験しています。
当時、Aさんが親しくしていた女性が重い病に倒れ、半年くらいの闘病生活の後、帰らぬ人になってしまいました。
Aさんは、その女性に親兄妹はなく、親戚付き合いもまったくないということを聞いていたので、亡くなった時には唯一の身内として、退院手続をしたり、葬儀社を探して、今で言うところの火葬式の準備を進めたりしていたそうです。
その最中に、突然、亡くなった女性の兄だという人物が病院に現れました。なぜ、危篤の時に知らせてくれなかったのか、とAさんは責められたそうですが、兄がいるとは聞いていないので、なんともしようがなかったと言うばかりでした。
そこで現況を説明したところ、その兄が「そのまま火葬場に連れていくのは可哀想だ。小規模でいいから、ぜひ妹のお葬式をしてほしい」と言い出したので、身内が言うのならということで、急遽、葬儀社と相談のうえ、ごく小規模の葬儀をしたそうです。
Aさんと女性の友人数人と女性の兄とその知人、十数人が集まって、通夜をして、その翌日は数人で告別式をして、火葬まで無事に終わりました。骨あげ後、兄はAさんに「ありがとう」とひとこと言って、席をはずしました。
そして、そのまま、その兄と名乗る人物は消えてしまったそうです。小規模な葬儀とはいえ、いくらか集まったお香典を持ったまま・・・。
残されたAさんは葬儀費用約30万円を自腹で支払い、尚一層悲しい思いをしたそうです。
(その兄の名前も連絡先も聞かなかった知人の名誉ために名前はAさんと表記致しました)
こういった事の無いよう、自分の人生の最後をどういう形にするか家族のための終活参考書などを見て決めておきたいものですね。

06 5月 2014

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